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線香炉 / WDH
香の文化を嗜む道具
古くから日本人の生活と密接な関係にある「香 -こう、かおり-」。
平安時代より始まったとされる、薫香(くんこう)、聞香(もっこう)といった香りを楽しむことから、防虫、加香(かこう)といった実用的なものまで、現代においても香の文化は継承され幅広く人々の生活に根付いている。そしてこの線香炉は400年以上の歴史を誇る焼物の産地、長崎県波佐見町の職人の技術によってかたちとなった。
蓋に花びら、つまみに宝珠をイメージしたフォルムは、透明感のあるうっすらと色が浮かぶ釉薬仕上げと、重厚感のある艶消しの釉薬仕上げの2種類。
好みのお香で安らぎの時間を過ごしたり、夏には付属の不燃マットを使い日本の夏の風物詩である「蚊取り」の線香炉としても使うことができる。
SENKOURO incense burner [Mosquito coil] / WDH Co., Ltd.
2018
Art director : HIROKI YOSHITOMI
Product designer : HIROKI YOSHITOMI
Photographer : YUICHIRO OHMURA
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