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BOOK JACKET / NEWSED

デニムサンプルを使ったブックカバー

デニム素材のサンプル生地を使ったブックカバー。 サンプル生地には同じものが1つとしてなく、その証がブックカバーの顔にもなっている生地固有のARTICLE.No。またサンプル生地が作られたシーズン(S/S,A/W)ごとにステッチのカラーを変えて固有性を強調させた。その他にも新しい試みとして、販売時の“芯材”として文庫本の古書を使った。そもそも古本の価値はどこにあるのだろうか?新書で購入した人が払った対価はその本の中身であり、古本として手放した瞬間にその価値は全うしたとも考えると、ある意味“抜け殻”であるとも捉えられる。これは「新聞」と「新聞紙」の関係性と同じだ。しかし、また違う人の手に渡ると本来の価値がよみがえり、本としての役目を果たす。そういった興味深い現象のある古本自体をランダムにチョイスし、BOOK JACKETの芯材として販売する。このBOOK JACKETを手にした人にとって、そのランダムにチョイスされた芯材である古本は本来の価値がよみがえるのか、もしくはなんの価値もない紙の束のままなのか、偶然性の古本との出会いも演出した商品である。

PETCHIN MAGNET / NEWSED

お箸の端材を使ったマグネット

箸の製造工程で切り落としてしまう端材(ペッチン)を使用したマグネット。箸が生まれる直前までその一部だったからこその、指先になじむサイズ感。そして、マグネットを付け外しする動作は、ペッチンに箸だった頃の記憶をよみがえらせる。※ペッチンの名前は、切り落とす際の音に由来。

BOOK JACKET & PETCHIN MAGNET / Kenelephant Co., Ltd.

2012

Creative director : minna

Art director : minna

Product designer : HIROKI YOSHITOMI

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